起業大国No.1の実現(ベンチャー政策)

2014年5月23日 20:00 | 政治理念/主な政策

 自由民主党・日本経済再生本部は、自民党の成長戦略である「日本再生ビジョン」を公表しました。
 私は、起業大国推進グループの主査として、このうち「起業大国No.1の実現(ベンチャー政策)」のとりまとめを行いました。
 概要は下記のとおりです。詳しい内容は、pdfファイルをご覧ください。

 

起業大国No.1の実現

 わが国は、このアジア地域内だけで見てもいまだに「起業大国No.1」の地位を得ているとはいい難い。社齢が10年未満の企業ほど雇用を創出しているとの統計もあり、世界に通用するベンチャー企業の創出・育成は、日本経済再生にとって本丸である。若者のリスクを恐れないチャレンジ、例え失敗しても再チャレンジできる社会・経済環境づくりに、政府は民間における支援の仕組みをサポートするとともに、自ら必要な政策を的確に用意し、政府挙げて全力で取り組むことが強く求められる。

(1)起業大国実現の本気度を示す大玉政策
  ● 官邸に「起業大国推進本部(仮称)」を設置
  ● 大企業のベンチャー調達などの促進・M&A促進
  ● 政府・自治体におけるベンチャー調達の促進
(2)挑戦する人材の画期的な増加
  ● 「起業家大賞(仮称)」(内閣総理大臣賞)の創設
  ● キャリア教育・起業家教育の推進
  ● "天才的IT人材発掘・育成事業"の拡充
  ● 人材の流動性の確保/予見可能性の高い紛争解決システムの構築
  ● 起業のセーフティネットの充実
(3)資金調達の新しい仕組みを構築
  ● 起業家の応援団を増やす政策強化(エンジェル税制の抜本改正)
  ● クラウドファンディングによる新たな資金調達方法の拡充
  ● ファンドオブファンズ/マッチングファンドの強化
  ● リスクマネー供給力強化、とりわけつなぎ資金調達円滑化の促進
  ● ストックオプション・種類株式の活用促進
(4)先進的な取組みを支援
  ● 「起業大国フラッグシップ特区(仮称)」の設置
  ● 新しい法人形態「ソーシャルビジネス法人」の法制化


日本再生ビジョン20140523.pdf

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