2006年7月 3日 10:56 | 活動実績
特定非営利活動法人 全国社外取締役ネットワークのランチ&ディベートに講師として参加してきました。
私は議員になる前、銀行の社外取締役に就任したときから、社外取締役としての知識や心構えの勉強をしようと本会に入会し、会員として活動をしきました。今回は講師という立場で、非常に緊張をしました。なぜなら、参加者の人数こそ少数ですが、参加者は錚々たる企業の経営者や役員経験者、学識経験者ばかりです。『銀行設立と社外取締役の役割』という演題のもと、1時間お話しをさせていただきました。その後のフリーディスカッションでは鋭い質問の連発でしたが、大変示唆に富む指摘も多く、講師である私のほうが何倍も勉強になって帰ってきました。これからの日本の企業統治を考える時、社外取締役の今後の活躍が極めて重要な役割をはたしていくことと思います。
社外ネットの使命・目的は以下の通りです。
日本企業を取り巻く環境が大きく変化している中、コーポレート・ガバナンスの重要性が認識されてきています。コーポレート・ガバナンスの確立のためには、インサイダーのみによるガバナンスでは不十分で、企業経営から独立した社外取締役の存在が必要不可欠です。
社外取締役は企業経営に対する監督の役割を果たしたり、時には助言者として株主価値の最大化に貢献します。すでに海外のグローバル企業に広く浸透している社外取締役制度は、今後、日本企業においても定着してくるでしょう。
しかしながら、社外取締役のための情報交換の場がない、社外取締役制度について勉強したいが適当な場がない、独立性の高い社外取締役を求めているがどのように探したらよいかわからない、社外取締役に就任して社会に貢献したいがどうしたらよいかわからない。このような疑問がよく聞かれます。
社外ネットでは、このようなニーズに応えるため二つのインフラを提供します。一つ目のインフラはコーポレート・ガバナンス、社外取締役制度に関する情報交流のインフラ、もう一つのインフラは、社外取締役を求めている企業と社外取締役への就任を希望している方の間の社外取締役制度促進に関するインフラです。
―社外ネットホームページから抜粋―
http://www.shagai-net.jp/