中国ミッション 北京(政治)編

2006年8月 9日 20:59 | 活動実績

9日から12日、私が代表を努める新世代アジア連携フォーラムで、中国ミッションを派遣しました。参加者は写真(在中国日本大使館前)左から木原誠二代議士、土井真樹代議士、佐藤ゆかり代議士、私、越智隆雄代議士の5名です。北京では政治対話を中心に行なってきました。

写真は共青団第一書記の周強氏(右)です。胡錦寿主席も経験したポストであり、中国の若きリーダーであり、将来の国家主席候補です。私とは青年会議所時代からの交流であり、今回で4回目の再会です。新世代アジア連携フォーラムの設立趣旨を説明し、協力を求めました。周氏からは賛同を得、今後綿密の連絡を取り合うことを確認しました。

 写真は武大偉外交部アジア担当副部長で、6カ国協議の中国側責任者です。日本としては、6カ国協議の進展を彼に期待したいところですが、彼自身は小泉首相の8月15日参拝の対策で追われているという皮肉な実情でした。(彼からの発言ではなく、私の中国での情報収集の結果の私見です)  小泉首相の参拝に関しては、大使館への投石等大規模で過激なデモは今回起きませんでした。中国はさきの胡錦寿談話で対日政策の転換を図りました。 会談の際、両国のためにも、中国サイドが靖国の問題に対して過剰な反応をしないことが重要だとの意見をしてきました。同時に、中国共産党としても自らの政権の正当性、正統性に関わる問題なので、靖国の件で彼らが譲歩することを望むのは難しいでしょう。

PAGE TOP