中国ミッション Ⅱ

2007年4月30日 12:29 | 活動実績
4月28日、29日、30日と中国北京を訪問しました。 昨年、私が結成した自民党一年生議員十余名からなる'新世代アジア連携フォーラム'の2回目の中国ミッションです。


私(団長)、越智隆雄代議士(秘書長)、清水鴻一郎代議士、渡嘉敷代議士、牧原代議士の5名で訪中しました。  今回は中国共産党青年団中央委員会の胡春華第一書記らと会談してきました。通称'共青団'と言われるこの団体は共産党の青年団体で、ここの第一書記は将来の国家主席候補です。現国家主席の胡錦寿氏もこのポストを経験しています。


  (写真:右‐胡第一書記、左‐越智秘書長、真ん中‐私。)  胡春華第一書記は16歳で大学に入学した秀才で、昨年12月に就任したばかり。見識、人物共に優れた指導者とお見受けしました。日中の若い世代による新しい日中友好プログラムを提案し、胡第一書記も共感してもらいました。現在43歳、しっかりと信頼関係を築くことができました。今後20年以上日中の政治家として交流が続くことでしょう。  その他の意見交換: 中国側  (1)中華全国青年連合会 アルケジャン・トラホン副主席  2回目の会談、さらに最終日に昼食懇談。少数民族のウイグル族出身。この組織とはJCからの付き合いです。  (2)中国共産党対外連絡部二局孫京国副局長 日本で会談した李軍局長は、研修で中央党校へ出向中でした。6カ国協議の北朝鮮の出方について意見交換をしてきました。日本の対話不足の指摘あり。  (3)外交部アジア局邸国洪副局長 北朝鮮と中国の力関係、6カ国協議の外交上のポイントなど本音の話し合いができました。  (4)国家環境保護総局国際協力局唐丁丁副局長 中国の環境問題への取り組み、京都議定書の関する考え方、日本に対する期待等の話あり。  (5)国家発展改革委員会マクロ経済研究院対外経済研究所劉錦明所長補佐 実質、中国のマクロ経済の計画を立てる実務家。中国経済に対する私の懸念をぶつけましたが、海外の失敗事例も多く研究をしていて、今後の経済成長に自信を持っていました。山一證券破綻時に、山一證券のグループ会社に在籍していた体験も、バブル経済に対する鋭い考察につながっているようです。  (6)全人代外事委員会王英凡副主任委員 日中の議会同士の交流、特に若い世代の政治家同志の交流を提案。

PAGE TOP