世襲候補者の立候補制限

2009年4月28日 13:55 | 活動実績

私が代表を務める『国民本の政治を実現する会』は、自民党マニフェスト策定プロジェクトチームのメンバーに内定している菅義偉選対副委員長を講師に招いて、世襲候補者の立候補制限などを含む党の活性化策について意見交換を行った。来る衆議院議員選挙はわが党にとって極めて厳しい状況にあるとの認識の下、勝利するためにはわが党の体質を刷新する革命的な提案が必要だとの認識で一致した。世襲候補者の立候補制限や大胆な議員定数削減などで一致し、今後、これらの実現に向けて菅代議士をサポートしていくことを確認した。私は'平'MEMOを示して、自らの持論を菅氏に提案した。

'平'MEMO

 4つの提案

問題認識:我が党や政治に対する不信感、閉塞感の原因は何か?
大臣や有力政治家の緊張感を欠いた振る舞いや発言、永田町の'なあなあ'体質、政治とカネの問題、政治の官僚組織に対するガバナンスの欠如等がその主な原因と考える。解決策として以下の4つを提案する

○世襲議員の制限 
・新しい候補者選考の際は必ず開かれた公募を実施する
・単純世襲候補(公募を経ずに世襲候補ということで、公認候補とすること)の禁止
・新たな人材(多様な人材、新たな感性)を取り込み、党の競争力アップする

○議員定数の4割削減 
・一院制を実現し、小選挙区300比例区150(重複立候補なし)とする。
・衆議院的性格を持った候補は小選挙区、参議院的性格を持った候補は比例区

○行政部門の無駄撲滅
・政治の官僚組織に対するガバナンスの強化、無駄撲滅(ムダボ)PTの常設化
・時代的に役割を終えた法律を廃止していく無駄ホPT新設

○ベストの人材で内閣の機能強化
・派閥や当選回数、「お父さんにお世話になった等」情実によらない能力本位の組閣の徹底
・厳しい国際政治や二大政党時代の強力な野党に対しベストのメンバーで戦いに臨む
・政治とカネの問題のリスクから内閣を守るため、小選挙区世代(当選4回以下)の政治家から積極的に登用する

※なお、政治部門における議員定数の大幅削減や、行政部門の無駄撲滅の徹底は、財政再建(消費税率上げも含む)と併せてその工程表をマニフェストに示す

                                     以上


出席議員は以下の通り(敬称略)
【衆議院】 
平 将明、柴山昌彦、木挽 司、山内康一、小野次郎、上野賢一郎、田中良正、清水鴻一郎、篠田陽介、坂井 学、木原誠二、木原 稔、福岡資麿
【参議院】
山本一太

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