第2回カフェスタトーク【衆議院議員 河野太郎さん】

2011年12月21日 18:13 | カフェスタトーク

湘南から未来の総理を!のブログで知られる河野太郎衆議院議員が今回のゲストです。平議員は無駄遣い撲滅プロジェクト(通称:ムダボ)で長い間、河野太郎議員の謦咳に接してきました。国会版事業仕分け、その中で明らかになった霞が関の説明能力の欠如、更には金正日総書記死後の日朝関係にも話が及びます。

 国会版事業仕分けは、それまで地方自治体で行われていた事業仕分けを国会でも行おうということで河野議員や平議員が中心になって始まった。分かりきった無駄だけでなく政策的な無駄をなくそうと自民党内に無駄撲滅プロジェクトチームが結成され、それを衆議院決算行政監視委員会に反映させたのが経緯である。無駄撲滅プロジェクトチームの活動は、参加した議員のブログや地元での国会報告にも反映される。従って、有権者も選出した議員の活躍振りを的確に知ることが出来る。
 この国会版事業仕分けの話では、公務員住宅の建設再開やスーパーコンピューターの予算削減に時間を多く割いた。公務員住宅は、一度凍結した計画を役人が勝手に解除し、工事を始めてしまったものである。平議員は、権限を持っている政府自身の仕分けがないがしろにされるのは問題であるとした。スーパーコンピューターについては、予算が必要というが、コンピューターを誰が使うのか、どんなソフトウェアを使うのかなど、役所が十分に説明できない点を強く指摘した。
 さらに、金正日総書記の死去の知らせを受け、これからの日本のあり方についても議論が及んだ。北朝鮮の体制は5年も持たないというが、日本はどうするのか準備も想定もしていないという。危機管理として皆で意思疎通し胸襟を開いて対応を考えるべき時であるとの認識を示した。

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