第4回カフェスタトーク【築地魚河岸三代目の生田よしかつさん】
2012年1月17日 13:23 | カフェスタトーク
平将明議員による月曜日恒例のカフェスタトーク。今回のゲストは築地魚河岸三代目の 生田よしかつさん。カフェスタトークへは二度目の出演です。大田青果市場仲卸三代目の平将明議員との息の合ったトークが評判を呼び番組の再生回数が一番になっている組み合わせです。
大河ドラマ「平清盛」が放映されていることから、平家についての話となった。平議員は、平清盛は日本を豊かにするために宋と貿易しなければならない、それには中国船を都にもってくるための海路の安全確保と、日本の文化水準の高さを示すための厳島神社が必要と考え、インフラ整備を行った。このように戦略的に通商問題をとらえることは、900年を経た今の日本でも同様の課題であると述べた。また、漁業の再生についても議論が行われた。大西洋黒マグロが大幅に減少したため、ワシントン条約の締結国会議において取引禁止の提案がなされる中、生田氏は自身が出演した番組で、フランス人が「資源を守るためならマグロが好きだけど我慢する」とした一方で、日本人が「息子が大トロ好きなので困る」とした例をあげ、漁業大国日本の国民として恥ずかしいとした。
そして、政党の抱える問題についても話が及ぶ。民主党については、政策が党の方針と正反対の人が党の幹事長の座にあること、国防・領土問題に関連して危機管理の重要性が議論される中、アメリカ軍、自衛隊、警察機動隊を疎んじる勢力が政治の中枢にいることが問題であるとした。他方、自民党の支持率が上がらないのは、自らの政策・方針を明確に打ち出さず、民主党の悪口ばかり述べているように見えるからだと、この点について平議員は自戒した。