第27回カフェスタトーク【BS11 鈴木哲夫報道局長】

2012年8月 6日 13:44 | カフェスタトーク

今回は政治評論家でBS11の報道局長の鈴木哲夫さんをお迎えして、平議員が急速に支持を失いつつある野田民主党政権や、日に日に党内外での評価が高まっている自民党青年局長の小泉進次郎議員の政治姿勢など昨今の関心事を取り上げます。

 まず政局について、鈴木報道局長は、自民党が消費増税についての三党合意を維持しつつも野田民主党政権に対し問責決議案を提示しようとしている現在の政局は、国民にとって非常にわかりにくい状態であると問題を投げかけた。これに対して、平議員は、消費税31%もの莫大な予算を必要とする実現不可能なマニフェストを民主党が取り下げ、現実的な打開策を検討し始める場合には、三党合意に基づく政策面での協力を拒むことはないが、今のところ野田首相などはマニフェストを諦めない意向を示しているので、三党合意の破棄や問責決議案の提出もやむをえない状況にあると述べた。
 また、自民党青年局長の小泉進次郎議員についての平議員と鈴木局長の評価はそれぞれ高いものがあった。はじめに平議員は、小泉議員が朝8時から自民党本部で行われる各政策分野の部会にも毎回参加するなど非常に勤勉で、対立する意見も積極的に聞くなど人当たりも良く、その上、短いフレーズで優れた感性を表現できると絶賛した。鈴木報道局長も、背伸びせずに現在できる範囲での最高を目指す姿勢が、党内に小泉議員を悪く言う人間が全くいない理由であると分析した。

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