第44回カフェスタトーク【東京20区支部長 木原せいじ、衆議院議員 おちたかお】

2013年1月28日 13:02 | カフェスタトーク
今週のゲストは、第46回衆議院議員選挙で見事復活当選を果たした東京都選出の木原せいじ氏とおちたかお氏。本日開会の国会で議事進行係を務めるおち議員からは、リーマンショックから4年が経過し、経済の規模が1割小さくなってしまった状況の改善を、財務省から政界に身を転じて二期目の木原議員からは、アベノミクスによる経済の好況をきちんと中小・零細企業とそこに働いている人達に届かせることなどの抱負が聞かれた。

 平議員は、政権奪還後、官邸がマクロ経済の司令塔である「経済財政諮問会議」を再び立ち上げ、デフレ克服・金融緩和をメッセージとして発信したことにより、経済的効果が出てきたことをまず取り上げた。次に「アベノミクス3本の矢」の中の成長戦略について触れ、成長戦略は、金融緩和・財政出動に比べると、民間のやる気を要する点で異質ではあるが、経済の好転には不可欠である。そのため、法人税減税などの税制改革,自由貿易で広くマーケットをとっていくなどの通商政策,新しいビジネスを生み出す環境をつくるための規制改革などを遅れずに順次打ち出すことが不可欠とした。
 おち議員は、消費税の増税が決まる中でどのように景気を良くしていくかが大切ではあるが、金融緩和・財政出動には長所や短所があるため、経済財政諮問会議が財政健全化の道筋を顕示していくこと、与党として中身のある無駄撲滅プロジェクトを行っていくことが必要とした(おち議員は、本会議の議事進行係の時間が迫りナマ放送の途中で退出する)。
 平議員と木原議員は、新しい企業をどう生み、事業転換を図る企業をどうサポートするか、それに中小企業や消費者が景気回復を実感するまで景気の好調を維持できるように、大手企業が内部留保を溜め込まず、人々の給与に反映させ、下請けに回していく政策を導入すべきとした。この他、クールジャパン勉強会の企画を披露して、国会開会式直前のこの日の番組を締めた。

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