2013年6月10日 18:03 | カフェスタトーク
久し振りの大田青果市場と築地魚河岸の三代目対決。青果市場の"かぶ"と経済市況の"株"を絡めた相場談義から始まり、生田氏が実体験してきたアメリカの水産資源管理の実態へといつものテンポで話題が展開していきます。
生田氏が、アメリカの水産資源管理の取組みとして、Seafood Watchという制度を紹介した。この制度では、資源量ごとに魚の種類がbest choice(推奨:食べてよい)、alternative(代替:代わりのものを食べよ)、avoid(回避:食べるな ※本マグロは回避に分類)の3段階で表され、消費者はこの指標を参考に魚を選ぶことになる。アメリカでは、水産資源管理の意識が消費者に浸透しているため、大手スーパーにおいて持続可能なbest choiceの魚だけが販売されている。一方、日本では意識はあっても買い物には反映されていないとのことであった。