今回のゲストは準レギュラー、築地魚河岸三代目・生田よしかつさんです。平議員が経済産業大臣政務官に就任してから初めての二人のトーク。市場出身者では初の政府高官就任。更に、青森県大間産のクロマグロが1匹 1億5540万円の史上最高値で競り落とされた今年の初セリ。話題満載です。
【要約】
平議員が就任した経済産業大臣政務官についての簡単なやり取りの後、1キロ70万円の大間産の初マグロをめぐる騒動が話題に。平議員は、品質が変わらない2番手のマグロが1キロ4万円で取引されていたことから、真面目な業者が迷惑を被るので異常な風潮は今年で終わらせるべきだとした。鮮魚商の生田氏も、もう少しモラルが必要だと同調した。
次に政権交代後の景気の好転について取り上げた。平議員は、金融政策・財政出動・成長戦略というアベノミクスの3本の矢に関して、それぞれ作用と反作用があるので統合的に運用することが重要であるとの認識を示した。消費税率の引き上げに関しては、プライマリーバランスをGDP比で2020年に黒字化するという目標があるため不可避であろうとの見通しであった。その中で、生田氏は、消費税額の表示方法について、内税方式だと税込で価格交渉が行われ、中小企業が大企業に泣かされるので、内税方式でなく外税化が必要と訴えた。
そのほか、羽田空港の跡地に産業施設を作り、そこで日本のものづくり技術と海外需要のマッチングを行うことや、羽田空港を隣接する大田青果市場と連係させ、日本の農業を輸出産業化する構想についても触れた。