【要約】
平議員はFacebookを通じて勝間氏に今回のカフェスタの出演交渉を行っていた。そうしたことから、トークは案の定SNS(TwitterやFacebook)の話から始まった。平議員は、SNS、特にTwitterの有用性について、何か事が起きた際に凝縮された情報を収集できるという点で政治活動に役立っていると評価を加える。
次に、インターネットを利用したネット選挙解禁に話は及び、選挙においてリアルな反応を見ることができる点や国民と政治家の双方向の意見発信が期待できるという点で解禁には意義があると平議員と勝間氏の意見は一致した。
二人の話はその後、デフレ脱却、金融緩和など経済に関わる政策に及んでいく。これらについての政府の方針を平議員は勝間氏に説明し、議論が展開される。その中で勝間氏は、地方の道路整備の重要性について述べた。地方は交通の便が悪いと地域が廃れてしまうことを挙げ、交通網を整備することにより地域間に導線が築かれ物流が発達し、そして経済効果が生まれるとして、地方における道路整備の政策としての意義を唱えた。その上で、政府は、個人や民間の力では賄いきれない巨額の投資を行うべきであるとの持論を加えた。
さらに、政府の施策には無駄が多いと勝間氏は指摘する。実際に必要な施策と政府の施策にはズレがあるが、このズレは政府が「業界(役所)対 業界」(BtoB)の仕事に慣れてしまい、「業界(役所)対 消費者」(BtoC)の仕事を行う感覚を失ったことによるのではないかと指摘した上で、政府は今後、国民の立場で仕事の精査を行っていくべきだとの結論を導いた。