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第46回カフェスタトーク【築地魚河岸三代目 生田よしかつさん】

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2013年2月18日 12:57 | カフェスタ
 築地魚河岸三代目の生田よしかつさんが今回のゲスト。ターゲティングポリシーが今回の主題であったが、冒頭から、通いなれた理髪店の話やネット献金、生田さんの出演番組、安倍総裁から生田さんに届いた「自民党大会招待状」の話などが次々飛び出すといういつもと違う展開になりました。

【要約】

 ターゲティングポリシーは国が成長を見込んだ産業を国が音頭をとって推進する戦略のことである。改革派には「ビジネスが分からない官僚に将来のことが分かるはずがない」「規制緩和を行い民間に産業を任せるべき」など批判する人もいるが、平議員はターゲティングポリシーが有効に機能しているアメリカの軍需産業の例を示し、成長戦略の一つと、分かり易く説明する。
 また、平議員は再生医療の観点からも重要性を述べた。現在、再生医療は薬事法の規制下にあるが、同法は誰もが投与されうる薬を扱う法律のため、多くの治験数や慎重な手続きなど高い安全性が要求される。しかし、自らの細胞を採取・培養・使用する再生医療にそこまで厳密さが必要か。また、医薬開発は文科省、人間への臨床は厚労省、産業化は経産省といった縦割り行政のため、安全が信条で新たな産業の創造に重きを置かない厚労省から次へスムーズに進まない。そこで平議員は、再生医療分野が最終的には新たな産業に繋がることを見越して、最初から最後まで経産省がカバーし文科省や厚労省と共同で事業を進める仕組みを提案した。
 最後に、平議員は、数年以内など早期に実用化の目処が立たない基礎研究を企業がやりたがらないという話をする。民間が投資しやすい環境整備のため、国は作成したロードマップの段階ごとに必要な規制改革・立法を責任持って行わなければならないと説いた。
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