まず平議員が参加したある自動車の一般公開イベントの話題。アニメとコラボした自動車、つまり日本の文化コンテンツと日本の工業製品をセットに新しい価値を生み出そうとする発想、これこそがクールジャパンの理想形だと平議員。生田よしかつ氏から将来への期待が寄せられた。
続いて「ミラサポ」について。従来から中小企業支援政策は様々あるが、支援の内容や使い方が分かりにくい。それらの問題点を整理して中小企業経営者を適切な政策サイトへ導くポータルサイト「ミラサポ」が作られたとのこと。平議員は政務官を務める経済産業省の政策だけではなく他省庁の政策まで一元化することを目指す。また、支援政策がどのような成果を生んだか定量的に評価する仕組みを導入し、それを役所の人事評価に反映させる行政改革構想についても触れた。生田氏も中小企業経営者の立場から「ミラサポ」へ熱い思いを込めた。
最後に、鮮魚商として福島原発汚染水流出問題の推移が気懸りな生田氏の質問を受けて、平議員は国主導で解決していく旨を述べ、同時に誤った報道内容について疑問を呈した。汚染水問題を国会で審議しないのは五輪招致への影響を避けるためという的外れな言及があるが、これには段取りがあり、まず政府が直近に出す対応策を待ち、委員会メンバーが現地視察を行った上で、審議の必要性を判断することになる。と冷静に事態の推移を見守るよう求めた。